【作成日:2022年11月11日】
水道料金が高いと悩んでいる方必見!
水は毎日使うものだから仕方ないと諦めていませんか?
生活に必要不可欠な電気代、ガス代、水道代、この中で最も簡単に節約できるのが水道代なんです。
ちょっとした工夫をするだけですごく簡単に節約できる水道代、その方法を紹介していきます。
まずは毎日の生活の中で水を大量に使うところを思い出してください。
洗濯、料理、庭の水まき、お風呂・・・
この中でもっとも使用量が多いのがダントツでお風呂です。
ということは、お風呂で使用する水量を抑えることができれば簡単に節約はできるということなのです。
ではどうすればお風呂で使用する水量を抑えることができるのか?
その解決策の一つが【節水シャワーヘッド】です。
節水シャワーヘッドと一言に言っても、種類も様々でいろんなメーカーから数々の商品が発売されています。
しかし節水になる仕組みはほとんど同じです。
早い話が水の通り道を狭くして、少ない水量でも勢いが出るように工夫されたシャワーヘッドということです。
ゴムホースの先端を指でつぶすと水の勢いは増しますよね?あれと同じ原理です。
少ない水量でも勢いがあるということは、今まで通りシャワーを使っても使用する水量は自然と減るということです。
例えば節水率が50%の節水シャワーヘッドに替えたとしたらどうなるでしょう?
一般的なお風呂のシャワーは毎分約12ℓのお湯が出ています。
15分間シャワーを浴びる人は1回のお風呂で12ℓ×15分=180ℓの水を使っていることになります。
節水率が50%ということは毎分出る水の量が半分の約6ℓの水になるので、1回のお風呂で使う量も半分の90ℓになります。
これが毎日となると90ℓ×30日で1ヶ月2700ℓの節水となり、さらに家族が増えるとその節約効果も絶大です。
節水シャワーヘッドよりも大きな節約効果を出したいという人にオススメなのが
ストップボタン付きのシャワーヘッドです。
ストップボタンは完全に止水するためのものではなく、一時的に水を止めておくためのものです。
つまり、髪や体を洗っている間などのシャワーが必要ではない時にシャワーの水を一時的に止めて簡単に節水ができるボタンです。
例えば15分間シャワーをしていると想定します。
そのうち絶対にシャワーが必要な時間はどれぐらいでしょうか?
髪を洗い流す時、洗顔を洗い流す時、体を洗い流す時、これぐらいですね。
髪を流すので1分、洗顔を洗い流すので30秒、体を洗い流すので1分30秒としても全部で3分しかシャワーを使っていないのです。
15分間のシャワーのうち約12分は水を無駄に垂れ流しているだけということです。
シャワーが毎分12ℓの水量だとしたら12ℓ×12分で144ℓもの水を1回のお風呂で無駄にしているということになります。
1ヶ月で144ℓ×30日=4320ℓ!!1ヶ月で4320ℓもの水が無駄に流れているだけです。
そんな時シャワーヘッドにストップボタンが付いていたらこの4320ℓを簡単に節約することができるのです。
家族全員でこのストップボタンを使い一時止水をきちんと行なっていけば、かなりの節約になるのは間違いありません。
とは言っても実際にいくらぐらいの節約になるのか水量だけではいまいちピンときませんね。
やはり金額で提示されたほうが分かりやすいかと思うので、金額面でも掘り下げていこうと思います。
まず、水道料金がどうやって計算されているのかを説明します。
水道料金は蛇口をひねって出した水量(上水道料金)と排水に流した水量(下水道料金)の合計が請求されます。
下水道の使用量は上水道の使用量と同量で計算されます。
料金は自治体によって違いますが、ほとんどが基本料金+使った水量によって単価が変わる従量課金制となっています。(詳しく知りたい方は【町名 水道料金計算】などで検索してみてください)
全国共通なのは使用量は㎥(立方メートル)で計算されるということです。
1㎥で1000ℓとなります。
それでは東京都で4人家族で使用した時にどれぐらい節約になるのか見てみます。
東京都の4人家族の1ヶ月の平均使用水量は23.1㎥(約6,000円)です。
前項で言ったようにシャワーヘッドのストップボタンでしっかりと一時止水をしながら活用した場合、一人あたり4320ℓ(4.3㎥)の節約になります。
少し増減があったとして4人家族で約10㎥(10,000ℓ)の節水ができたとしたら1ヶ月の使用量は13.1㎥となり、水道料金は3,000円ほどに抑えることができます。
年間にすると36,000円の節約になりシャワーヘッド本体にかかった費用もすぐに元が取れます。
環境に優しい節水になり、家計にも優しい節約にもなる一時止水付きの節水シャワーヘッドですがもちろん良いことばかりではありません。
デメリットも理解した上でしっかりと選んで使用するようにしましょう。
デメリット1、水圧問題。
水圧の強弱の好みは老若男女違います。水圧が弱いのを好む子供がいれば、髪の長い女性などは水圧が強いのが好みという人もいます。
一般的に出回っている節水シャワーヘッドは水圧は一定で変えることができません。
しかし中にはダイヤルやボタンによって水圧をその都度変えることができるものもありますので複数人で使用する場合は水圧の調節が手元でできるものを選びましょう。
デメリット2、一時止水すると冬場などは寒い問題。
シャワーが必要ではない時に一時止水するということはお湯にあたっていないということですのでもちろん寒いです。
節約のためには多少の我慢が必要ということです。
いかがだったでしょうか?
簡単にしっかりと節約効果を出したいのならば節水シャワーヘッドが一番いいというのがお分かりいただけたと思います。
しかもお風呂のお湯を節水するということは、水を温めるためのガス代なども安くすむので二重に節約効果もあるのです。
水道代が高いとお悩みの方、簡単に家計の節約がしたいという方には是非オススメしたい節約アイテムです。