2016年4月に起こった熊本地震からもうすぐ6年が経とうとしています。
時間の経過と共に熊本もだいぶ復興が進み、以前とあまり変わらない暮らしができるようになってきました。
しかし、やはり人間というものは忘れてしまうものですね。
あの震災の後は地震に対しての備えや心構えをしっかりしていたのに、今となってはほとんどなんの対策もしていません。
ここ【熊本地震震災ミュージアム】を訪れて改めて地震の怖さ、人間の無力さを思い出しました。
少しでも多くの方に共有できるように施設の写真と共に紹介していきます。
震災ミュージアムといっても新しくなにかが建っているわけではありません。
元々は東海大学の阿蘇キャンパスだった建物を近くで見学できるという施設です。
歩いて行ってまず最初にでてくるのが、地表に現れた地震断層。
地面が割れています。
そしてすぐに見えてくるのが校舎です。
至るところがヒビだらけでガラスもところどころ割れています。
見えにくいですが階段も傾いてしまっています。
こちらは学生会室という建物があった場所です。
地震と老朽化により取り壊されて今は土台のみ残っていました。
そしてその先には復興プロジェクトの麦わらの一味の銅像の一つ「ロビン像」があります。
教室の一部も外からですが見ることができました。
机や椅子がバラバラになって床や壁にもヒビが無数に入ってます。
窓も割れ、柱の中の鉄骨などが見えています。
正面玄関までは行くことができます。
道路もヒビが入って陥没している箇所もあります。
こうやって当時の建物を見ると改めて地震の怖さと力を思い知らされます。
それと同時に忘れることなく、地震の経験を活かさないといけないですね。
施設名 |
熊本地震震災ミュージアム |
住 所 |
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5435 |
TEL |
|
営業時間 |
9:00~17:00 11月中旬~2月末までは16:00まで |
定休日 |
火曜日 祝日の場合は翌水曜日休館 |
駐車場 |
あり |
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